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広島税理士のひとりごと『ネアンデルタール人に想う』

2023/06/10 [SAT]

この春あたりからネアンデルタール人にはまりはじめ

書店に平積されていたので、3、4冊買って読んだ。

 

話題のきっかけは、

沖縄科学技術大学院大学(OIST)のスバンテ・ペーボ教授が

2022年にノーベル生理学・医学賞を受賞したことに端を発する。

 

ネアンデルタール人は現生人類にもっとも近いヒト族だったが、

数万年前に絶滅し、その遺伝子は絶えたと思われていた。

 

しかしながら、ひとりの科学者が数十年に及ぶ苦闘の末に、

化石骨からネアンデルタール人のDNAを復元し、

なおかつそのDNAが現生人類の中に数%残っているという

驚愕の事実を明らかにしたのだ。

 

ロバと馬が交配してラバが生まれたような錯覚になった。

 

研究者たちは当初、ネアンデルタール人は残酷で毛むくじゃらの乱暴者で、

単純な思考と血なまぐさい狩猟しかできないと考えていた。

 

しかし、ネアンデルタール人が

驚くほど現生人類に近い特徴を持つという証拠が増えるにつれ、

一部の科学者は考えを改めるようになったという。

 

ネアンデルタール人は岩を削って武器やスクレーパー

(削ったりこすったりするためのヘラ状の道具)、

斧(おの)を作り、狩猟でも家庭でも道具を使っていた。

 

また、木工も日常的におこなっており、

掘るためや槍に使う棒を切ったり、削ったりしていた。

 

ネアンデルタール人は死者を埋葬したような形跡や、

障害のある人を養った形跡もみられるという。

 

その昔,大地を駆け回ってハンターをしながら、

家族を思いやって生活するネアンデルタール人に想いをはせている。

 

 

広島総合税理士法人 岡本倫明