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広島税理士のひとりごと「2023お正月」

2023/01/10 [TUE]

 あけましておめでとうございます。

 2023年新春ですが、お正月といえば鏡餅、しめ縄、門松と日本らしい習慣がありますね。でもあまり意味を知らずに毎年お正月に鏡餅を飾っていました。

 そこで鏡餅の意味を調べてみると鏡餅は、新年の神様である「年神様」の依り代であり、一連のお正月行事というのは新年の神様である「年神様」を家に迎えてもてなし、見送るための行事でお迎えした年神様の居場所が鏡餅だそうです。また、年神様は新しい年の幸福や恵みとともに私たちに魂を分けて下さると考えられてきました。その魂の象徴が鏡餅だそうです。ではどうやって年神様から魂を分けていただくのでしょうか?

 家にいらした年神様は鏡餅に依りつきます。すると、鏡餅には年神様の御魂が宿ります。この鏡餅の餅玉が年神様の御魂であり、その年の魂となる年魂です。そして年魂をあらわす餅玉を家長が家族に御年玉として分け与えていたそうです。これがお年玉のルーツで、玉には魂という意味があるそうです。

 お正月には日本らしい習慣が色々ありますが、その意味合いをよく考えて伝えていきたいと思います。

 

広島総合税理士法人 小平祥彦