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広島税理士法人井戸端会議『呼吸について』

2022/03/31 [THU]
質問です。私たちは、1日に呼吸を何回しているでしょうか。
 
答えは、およそ1分間に15~20回、1回の呼吸で吸う空気は約500mlだそうです。
個人差があるので、多いとか、少ないという方もいらっしゃると思いますが。
また、安静時か運動中か、緊張しているかどうか、さらには、肺活量や気温などの諸条件によっても変わってきます。
例ですが、1分間に15回、1回で500mlの空気を吸っているとすると、私たちは1日に500mlペットボトル2万本強の空気を吸っている計算になるそうです。
 
●鼻呼吸と口呼吸
次は質についてですが、
最近、口呼吸の方が多いとか、鼻呼吸がいいとか言われています。そして、マスクをしていると口呼吸になりがちだともいわれます。皆さんは、普段、ご自分が口と鼻のどちらで呼吸しているか意識されたことはありますか。
 
自分では、いつも鼻で呼吸をしていると思っていても、意外に口呼吸だという方は少なくないとのデータがあるそうです
こんな話があったとのこと、前歯の白い詰め物が取れたので歯医者さんに行ったところ、「こんなに早くとれることはあまりない。口呼吸をしていらっしゃるのでは?」と歯医者さんに言われた、ご自身では「そんなことはない。いつも鼻で息をしている」と思っていたところ、別のことで耳鼻科に行った際にも「寝ている時に口呼吸になっている」とお医者さんに言われたそうです。
 
2度にわたりお医者さんに口呼吸を指摘され、さすがに心配になって自分の呼吸を注意深く見るようにしたところ、歩いている時、デスクワークをしているときに口を空けて口呼吸になっていることを自覚したそうです。
 
本来、口は食べるため、鼻は息をするためという役割分担があります。そのため、鼻には「空気清浄機」「加湿器」「エアコン」のような機能があるそうです。
鼻で空気を吸った場合、細かい毛がフィルター代わりとなってほこりや花粉などをブロックし、次に粘膜から出る粘液でウイルスや細菌などを絡め取ります。また、寒い季節には空気が冷たくなりますが、鼻腔の中を通過する際に適切な温度と湿度に調整され、肺の負担を軽減する機能があるそうです。
 
一方、口呼吸では、異物を含んでいたり冷たくて乾燥していたりする空気をダイレクトに気管に入れることになります。ウイルス感染を防ぐ観点から、口呼吸をせず鼻呼吸をするようにといわれるのはこのようなわけがあるのです。
 
広島総合税理士法人