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広島税理士のひとりごと『経理総務の未来像 その2』

2018/07/10 [TUE]

前回(http://www.hiroso-hiroshima.jp/topics19.html)のコラムで

クラウド型会計ソフトの出現とその概要を述べました。

 

今回はもう少し掘り下げてみます。

 

多くの会社では経理部門で会計ソフト入力用に資料を作成されていたり、

各種業務のために作成した資料の内容をそのままもう一度会計ソフトに入力されているのではないでしょうか。

 

例えば売掛台帳や買掛台帳による管理。

Excelで作成して残高管理、確認後に会計ソフトに入力して帳簿残高と台帳とを照合…

同じような作業が2度3度と続きます。

 

大企業であれば自社でシステムを構築して会計システムと連携させますが、それには多額の投資が必要であるため、

中小企業では上記のように手作業であることが大多数でしょう。

 

この作業をいかに省略化、効率化するかが悩みの種ですが、最近では比較的安価で使用できるツールが数多くあります。

そのようなサービスをうまく活用してデータ化を行い、会計ソフトと連携させれば大幅な効率UPができます。

 

自社の課題に合わせて必要なツールを選定し、問題を解決する。

経理総務の省略化と効率化はそこがスタートです。

 

 

広島総合税理士法人 大谷浩史