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広島税理士のひとりごと「ふるさと納税期限迫る」

2020/12/11 [FRI]

令和2年も残りわずかとなりましたが、「ふるさと納税」も年末までが期限となります。ふるさと納税は地方の特産品などが受け取れて大変お得な制度です。

 ふるさと納税は「納税」という名称ですが自治体に寄付をする事によって特産品などの返礼品がもらえ、その人の年収や家族構成などで決まる年間の上限額まではいくら寄付をしても実質な負担は2,000円で済む制度となっています。

返礼品は地方自治体が地元企業などから調達し、その原資はふるさと納税による寄付で賄われており、自治体からみれば一部を返礼品として使っても収入が増えれば財政にもプラスで、地元品の宣伝にもなります。現在の返礼品は寄付の3割相当までとされており仮に1万円寄付した場合には3千円相当の返礼品がもらえる事になります。

 税の恩典を受ける為には原則として確定申告が必要ですが、年末調整のみで確定申告をしていない方はふるさと納税をした先が年間5団体以内なら「ワンストップ特例制度」が使えてとても便利です。

 皆さんも令和2年での上限額を計算して頂きふるさと納税にチャレンジしてみて下さい。

広島総合税理士法人 小平祥彦