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広島税理士法人井戸端会議『芸は身を助く』

2020/11/30 [MON]

 みなさん、何か趣味はありますか?私の趣味は裁縫でして…。

 一昨年前にもこんな始まりでコラムを書かせていただきました。

 

 私の弟が「躰道」という武道を10年以上習っているのですが、それをもうすぐ3才になる彼の息子、私の甥にあたる子にも習わせたいということで、子ども用の100cmの道着と袴を作ってくれと頼んできたのです。

 買ったほうが早いんじゃない?と思ってインターネットで検索してみると…どんなに探しても110cmが一番小さいサイズなんですよね。

 というのも、この躰道という武道、かなりマイナーな競技なのです。正直に言うと私もあまり詳しくないのですが、空手が基になっているようで、回ったり、蹴ったり、飛んだり、と試合を見るのはけっこう楽しいです。が、日本国内の競技人口は1万人にも満たないらしく、10人に聞いて1人知っていれば良いレベルかもしれません。

 ということで、マイナーな競技ゆえに小さいサイズがない!剣道なら80cmからあるのに躰道は110cmからしかない!のでしかたなく作ることにしました。

 

 この躰道の道着のほうは剣道や柔道の道着とさほど変わりはないようですが、袴のほうが厄介でして、剣道や七五三の袴のようにひだがたくさんあるわけではないようですが、ひだがあることにはあるんです。が、何度も言いますがマイナーな競技ゆえに画像がとにかく少ない!動画はあっても動きが早くてよく見えない!ということで弟に何度もテレビ電話をし、前、後ろ、表、裏、と何度も確認しながらなんとか型紙を作りました。

 そしてあとは縫うだけなのですが、道着や袴というのは見てのとおり直線でできており、とにかくひたすらまっすぐ縫うという作業が続くのです。しかも子どもが着るものですから少しでも頑丈に作ってやろうと思い、いつもより丁寧に縫ったので余計に時間がかかりました。最終的には「躰道」という文字を刺しゅうまでしまして、やっと完成したのがこちらです。

 

 

 どうですか?

 元をご存じない方が大半だと思いますので、どうと言われても…という声が聞こえてきそうですが、弟夫婦はとても喜んでくれたので、ホッと一安心です。

 

 話は変わりますが、今年は3月頃からコロナの影響で思うように外出できない日々が続いていますよね。家にいる時間が長すぎて体調を崩す人も少なくなかったようですが、私個人としては、年明けからお盆までは税理士試験の勉強のためコロナは関係なく外出しづらいという状況下にあり、試験が終われば道着作りに明け暮れ、体調を崩すことなく年末を迎えられそうなので、これはこれでよかったのかもしれません。

 

 「芸は身を助く」ということわざがありますが、あれは「身についた技芸があれば何かの折に役に立ち、時には生計を立てる元になることもある」という意味だそうです。さすがに私の裁縫で生計を立てるのは難しいでしょうが、この趣味のおかげで、ある意味「身」は助けられたのかもしれません。

 

 

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