秋の味覚と言えば様々美味しい物がありますが、
私の実家でも栽培・出荷していました
マスカット・オブ・アレキサンドリアについて
紹介したいと思います。
今ではマスカットと言えば、
誰もがシャインマスカットと答えられますが、
ここではひと昔前までは、
岡山名産のマスカット・オブ・アレキサンドリア(以下マスカット)が
マスカットとして有名だったのではないかと思います。
マスカットは、岡山市津高に住む大森熊太郎さんと
山内善男さんの二人により導入され、
雨にあてず温度を適温に保つ必要があるため、
ガラス張りの温室の中で育てられます。
収穫時期は一般的に、9月~11月となっており、
今が美味しくいただける時期となります。
私の実家でも、温室4棟でマスカットとグローコールマンを
栽培・出荷していました。
出荷までは、剪定や芽かき、枝をくくりつける誘引、
粒間引きなど、手間がかかる作業ばかりで、
出荷時には粒についている白い粉を落とさないよう、
ひと房ごとていねいに、
父親が箱詰めしていたのを覚えています。
また、子どもの頃には、おやつが毎日マスカットの切り残し
(出荷には粒が小さいもの、少しキズがあるもの)で、
あまり欲しくありませんでしたが、
今考えれば贅沢なおやつだったと思っています。
秋の味覚の一つとしてマスカットを紹介しましたが、
まだまだ美味しいものは沢山あります。
皆様も秋の味覚を楽しまれたら如何でしょうか。
広島総合税理士法人